読書記録のつけ方
目次
本や読書が好きな人なら、「読んだ本をちゃんと記録しておきたい」と思ったことが一度はあるのではないでしょうか。でも、いざ始めようとすると「どんな方法が続けやすいのかわからない」「途中でやめてしまいそう」と感じる方も多いようです。
この記事では、読書記録を初めてつけてみたい方に向けて、ノートとスマホアプリそれぞれの方法を、無理なく続けるコツとあわせてやさしく紹介します。
そもそも読書記録をつけるとどんないいことがある?
読書記録の一番のメリットは、「読んだ本が自分の中に積み重なっていく感覚」を得られることです。
本を読み終えてしばらくすると、内容の細部は意外と忘れてしまうもの。記録をつけておくと、「あのとき自分はこんなことを感じていたんだな」と振り返ることができます。また、記録が増えていくこと自体が小さな達成感になり、次の本を読むモチベーションにもつながります。
ノートで記録する方法
ノート記録のいいところ
スマホやパソコンを使わず、紙に手書きするシンプルな方法です。書くことで内容が記憶に残りやすくなる、という感覚を持つ方も多く、自分のペースでレイアウトを自由にアレンジできるのが魅力です。
はじめての人におすすめのシンプルな記録項目
最初から欲張りすぎず、以下の項目だけ書くところから始めてみましょう。
| 項目 | 例 |
|---|---|
| 読んだ日(期間) | 2024年10月5日〜10月12日 |
| 書名・著者名 | 『○○○○』 著者名 |
| ひとことメモ | 主人公の選択に共感した。後半が特に面白かった。 |
| 印象に残った一文 | 「〜〜〜」(p.123) |
| 評価(5段階など) | ★★★★☆ |
「印象に残った一文」は書けるときだけで構いません。「ひとことメモ」も一行で十分です。
ノート選びのヒント
- 方眼ノートや無地ノート:自由にレイアウトを組みやすく、絵や図を描くのが好きな方に向いています。
- 横罫ノート:文字を書くことに集中したい方に使いやすいです。
- 既製の読書ノート:書店や文具店で、読書記録専用のフォーマットが印刷されたノートも販売されています。はじめての方は、こうした既製品から入るのもひとつの手です。
続けるためのコツ(ノート編)
- 読み終わった直後に、気持ちが新鮮なうちに書く習慣をつけると続けやすくなります。
- 「完璧に書かなければ」と思わず、一行でも書いたらOKというくらいのゆるさが長続きの秘訣です。
- 本棚の近くやリビングのテーブルなど、目につく場所にノートを置いておくと、書くハードルが下がります。
スマホアプリで記録する方法
アプリ記録のいいところ
スマホさえあれば場所を選ばず記録でき、本のバーコードを読み取るだけで書名や著者名が自動入力されるものも多くあります。過去の記録を検索したり、他のユーザーの感想を参考にしたりできる点も、紙のノートにはない魅力です。
読書記録アプリの主な機能例
多くの読書記録アプリには、以下のような機能が備わっています。
- 本棚管理:「読みたい」「読んでいる」「読み終わった」などのステータスで本を整理できる
- 感想・レビュー記入:読後の感想を自由に書き残せる
- 評価(星の数など):本を5段階などで評価できる
- 読書量の記録・グラフ化:月ごとに何冊読んだかを振り返れる
- 他のユーザーとの交流:同じ本を読んだ人の感想を見たり、コメントしたりできる(SNS的な機能)
アプリを選ぶときのポイント
- 操作がシンプルか:機能が多すぎると使いこなせずに終わることも。まずはシンプルに記録できるものを選びましょう。
- バーコード読み取り機能があるか:本のISBNコードをカメラで読み取ると書誌情報が自動入力されるので、入力の手間が大幅に減ります。
- データが保存・エクスポートできるか:アプリのサービスが終了した場合のことも考え、データを外部に書き出せるか確認しておくと安心です。
続けるためのコツ(アプリ編)
- 読み終わった本はすぐに「読了」に移動させるだけでも、記録の習慣として成立します。感想は後から追記できるので、まず登録することを優先しましょう。
- 「読みたい本リスト」として積極的に活用すると、アプリを開く機会が増えて記録も続けやすくなります。
- 他のユーザーのレビューを読む楽しみを見つけると、アプリを開くこと自体が楽しくなります。
ノートとアプリ、どちらが向いている?
どちらが優れているというわけではなく、自分のライフスタイルや読書の楽しみ方によって合う方法は変わります。
| ノート | スマホアプリ | |
|---|---|---|
| 向いている人 | 手書きが好き、じっくり振り返りたい | スマホをよく使う、手軽に記録したい |
| メリット | 自由なレイアウト、書くことで記憶に残る | 検索・管理が簡単、どこでもすぐ記録できる |
| デメリット | 持ち歩きが必要、検索しにくい | 画面を見る時間が増える、アプリ終了のリスク |
両方を組み合わせて使う方もいます。たとえば「アプリで本の管理をして、特に印象に残った本だけノートに詳しく書く」という使い方も、無理なく続けやすい方法のひとつです。
完璧を目指さないことが一番のコツ
読書記録は、あくまでも自分のための記録です。毎回丁寧に書けなくても、しばらく記録が途切れてしまっても、また再開すればいいだけのこと。「続けること」より「またやってみること」を大切にすると、気持ちがずっと楽になります。
まずは手近なメモ帳でもアプリでも、今日読んだ本のタイトルと一言感想を書いてみるところから始めてみてください。